綺麗に体系化された知識を学習するのではなく、実際にチームで動いてみたり、チームで動くために必要な要素についてワークを通して体験し、参加者自らがチームについて考えてみる研修です。一般化されてた知識ではなく、そこで働く自分やチームメンバーにとって大切なことと、そこに紐づく共通体験を作ります。
キレイごとでチームは動けない
巷にはたくさんの組織論やコミュニケーションスキルがまとまったものがあります。それらは私たちにたくさんの気づきや学びを与えてくれるものです。しかし、実際の現場に落とし込んだり、自分でやってみようとした時には、スムーズにいかなかったり、思いもよらないハードルが出てきたりすることが多いでしょう。
どんな理論も、それを体系立てるまでに膨大な試行錯誤が為されています。その上で出てきた結果をわかりやすくまとめているものなのです。また、理論としてまとめられた状況と、今自分がいる状況で同じものは一つもありません。業種や構成人数といったわかりやすいものの他にも、構成しているメンバーの性格、過去の経験、コミュニケーションスタイルなどが異なれば、そのチームで起きてくる過程や結果が変わってくることは当然です。
つまり、体系化された理論を自分のチームに適用するためには、自分のチームでどう適用させるのかの試行錯誤が必ず必要になってくるのです。
本プログラムでは、「チームとは何か」「チームで動くとはどういうことなのか」について研修の中で実際に試行錯誤を行い、”今の”メンバーで構成される”今の”チームにとって必要なことは何かを考え、見つけていきます。
OVERVIEW
概要
本ワークショップの目的・ゴール
・チームとして動くために必要とされる「渡す受け取る」「信頼する」「サポートする」「伝える」などの要素について、体験を通して身体で理解する。
・チーム全員で協力して目標達成するワークを通して「今のチーム」を観察する。
・研修で起きたことから、「今のチーム」について互いに発見、理解する。
・チームでの共有感覚を得る。
・「チームで動く」とは何かについて、自分なりに感覚を持っている状態にする。
おすすめのチームや導入シーン
・新しくチームが立ち上がる時の関係作りに
・クオーターごとの関係性の見直しに
・チームに新しいメンバーが入った時に
・関係性や役割が安定し、チャレンジが減ってきたチームに
・オンラインからオフラインに移行し、再スタートにしたいチームに
想定されるの導入形態
・チームビルディング
・オフサイトミーティング
・オンボーディング
・イベントのコンテンツ
VOICE
参加した方の声
本に書かれていることを読むよりも、拍手回しをした方が実感としてよくわかると思った。
自分の中にある想いや感覚を、ワークを通して感じることができた。頭で思ってることと実際に持っている想いが違ったことを発見した。
いろんな研修を受けてきたが、「チームワークが大事」とか「コミュニケーションを取りましょう」という結論にまとめられることが多い。でも、一般的な綺麗な言葉はなくても、今回得た体感でわかったり学んだりすることができることがわかった。
相手のことを考えるからこそ、チームになっていくのだと思った。
▼参加者の方から、後日いただいた感想
チームとは何か、チームで動くということはどういうことなのか、コミュニケーションとは、心理的安全性とは、信頼とは、失敗から学ぶとは何なのか、ということについて、ちょっとググれば、体系化された図や明解な説明が簡単に手に入る昨今ですが、インプロ研修は、これを主観的体験として提供してくれました。
なので、その成果は、その定義やフレームワークが記憶として残されるのではなく、それが何かということが自身の感覚や情感として刻まれます。
極論、それそのものは言語化できなくてもよいのかもしれません。
「チームで動く」という感覚が残っていれば、目の前の状況に対して、「そうそう、これこれ!」という共感や、「うーん、なんだか、ちょっと・・・」という違和感を見つけることができます。
共通の主観的体験は、高くシンクロした共感や違和感をチームにもたらし、形式知化されない暗黙知が、共有されます。
インプロ研修自体は、児戯のようにシンプルでした。だけど私達は、どれほど多くのことを児戯から学んできたか、と考えさせられました。萎縮した子どもである僕たち大人は、児戯から学び直すべきなのかもしれません。
脳みその表面にこびりついた垢が洗われて、その中心に真の栄養を得た。そんな研修でした。
Detail
詳細
- 適正人数(最大)
- 16名(30名)
参加人数が最大人数を超える場合も、追加料金にて対応可能です。 - 実施形態
- 対面
- 時間
- 3時間〜4時間×2回
- 基本料金
- 500,000円〜/回
Case
事例
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