こんにちは!フィアレスCOOの森です。
本日の実施報告は、中外製薬株式会社様にて行った、チームビルディングワークショップです。
プロジェクト推進部が実施するオフサイトミーティング(オンライン実施)のプログラムのひとつに、弊社のワークショップを導入いただきました!
どうしてインプロを導入したの?
対面で会ったことがないメンバーがいる
新型コロナウイルスの流行により、緊急事態宣言下では出社制限を実施していた中外製薬さん。そんな中で、新しくプロジェクト推進部にアサインされたメンバーもおり、直接対面で会ったことがない方もいるそうです。
新しくプロジェクトチームリーダーになるというただでさえ不安が生まれやすい中、気軽な交流も生まれづらく、質問しにくい状況も少なからずあったようです。
そんなメンバーが気軽に交流を持てる関係になるよう、今回お声掛けいただきました。
脱「迷惑かもしれないから、自己解決しよう」
プロジェクト推進部の皆様は、自発性や協働・共創の価値への理解度は高く、特別課題感があるわけではないとのこと。イノベーションを大切にしている中外製薬さんの企業文化を感じることができます。
その代わり、わからないことがあった時に、迷惑かもしれないという想いから、他の人に聞かずに自己解決する人が多いようです。
優秀な方達が多いため、自分で調べ、自分で解決方法を見出すことができます。だからこそ、分からなかったことや解決策が個人に留まり、チームの共有知として積み上がって来ない。ナレッジ共有に成長ポイントがあることが見えてきたとのことでした。
失敗をオープンにすることはチームへの貢献であることを確認しよう!
以上の話を伺い、今回は以下の目的でワークショップを実施することにしました。
①チームでの楽しかったという共有体験を元にチームビルディングを行う。
②失敗をオープンにすることや助け合うことがチームへの貢献であることを体感する。
インプロワークショップ実施
上記の目的の元実施したインプロワークショップの様子を抜粋してお届けします。
①さしすせそ禁止ゲーム
インプロの中で、失敗を楽しむための代名詞のようなワーク。架空の設定での会話を「さしすせそしゃしゅしょ」を使わずにやっていきます。
ワークのポイント
❌負けないようにする(例)喋らない / 一度丁寧に考えてから口に出す
⭕️失敗を恐れずチャレンジする。失敗したらそれをオープンにする。
このワークをしてみると、自分が失敗やチャレンジに対してどんな感覚を持っているのかということや、チャレンジしている場ではどんなことが起こるのかを発見できます。
▼実際の参加者の感想
・攻めてる人は面白い
・久々に大笑いした
・演技だとしても間違えたくない気持ちがあった
・うまく喋りたい欲がどうしても出てきてしまう
・逆に失敗したほうがおいしいと思った
・考えすぎると何も話せなくなっちゃう
「失敗を気にせずチャレンジすること」が目的かつ、誰にも不利益が生じない状況でも、間違えたくない・勝ちたいという気持ちが出てくるのが面白いですよね。また、果敢にチャレンジする姿を見て発見したことも沢山あったように思います。
とはいえ、今回参加してくださった皆様はとてもチャレンジングで、良い失敗やその人のチャーミングさが見える瞬間が沢山ありました!
②タイプライター
メンバーで協力して1つの物語を作るワーク。タイプライターを打つふりをしながら物語を語りつつ、困ったら他のメンバーにパスして続きを語ってもらいます。
ワークのポイント
❌無理して頑張って続ける。助け方を思いつくまで助けない。
⭕️困ったらすぐに助けを求める。周りは軽い気持ちで助けに入る。
このワークでは、困っていることをオープンにするハードルや、とりあえず一言でも助けに入ってもらうことで、どれほど安心するかなどを体感することができます。
▼参加者の実際の感想
・助けを求めたら助けてくれる人がいる環境が良かった
・ヘルプを求めないとむしろ悪化する
・とりあえず引き受けてくれるだけで余裕ができる
・どのタイミングで助けるのが良いか分からなかった
・話が思わぬ方向に言って、相乗効果で面白いストーリーになった
助けてくれるから求められることや、ヘルプをしないと悪化するなど、助ける助けられるの意外な一面への気付きがありました。また、複数人で取り組むことで生まれる相乗効果も、実際に体験してもらえたように感じます。
その他自己開示のワークやMiroを使った振り返りも!
上記で紹介したワーク以外にも、自然と自己開示に繋がるようなものや、Miroというオンラインのホワイトボードを使ったワークショップ形式のふりかえりなども実施しました。
▲実際に使用したMiroの一部分
参加者や企画担当者の感想
今回のチームビルディングワークショップでは、参加者のみなさんが総じて楽しくワークしてくれました。ポジティブな雰囲気で物事に取り組むことの価値を感じてくれた方もいたようです。
事後のアンケートでは、90%近い方が「満足」「とても満足」と評価を頂きました。
企画担当者からの振り返り
今回のオフサイトミーティングを企画運営していた担当の方からはこんな感想をいただきました。
・オンラインでどこまでできるか不安だったが、実際は期待以上だった。
・社内インターンで参加している人も、チームの一員になった。それだけチームビルディングとして有効だった。
・フィアレスさんの明るさから学ぶこともあった。
・ぜひ、来年もやらせて欲しい。
上記以外にも、インプロを実施して見えたチームの課題や、すでに認識している課題に対してインプロでどのようにアプローチできるかなどの意見交換も行いました。
以上、中外製薬さんで実施したワークショップの報告でした。
オフサイトミーティングやチームビルディングワークショップを提供しています!!
株式会社フィアレスでは、チームのメンバーの交流を深め、より協働を生みやすい関係になるためのワークを提供しています。
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