こんにちは。インターンのたつやです。
フィアレスの研修を受けていただいた参加者の方に、参加した感想をお伺いしました。チームリーダーとしてチームのメンバーを引っ張っている立場のよねさんにワークショップの印象や、メンバーの変化についてお話を聞くことができました!《インタビュワー(太文字):たつや》
研修概要
対象:bizhike事業部で働く全社員約30名
実施方法:オンライン(Zoom)
時間:2時間×6回(隔週)
テーマ:心理的安全性を自ら作る意識を作る
自分の認識と実際の様子に乖離を発見
全体を通しての印象や感想を教えてください。
(研修を)始める前から心理的安全性という言葉は社内で上がっていたので、最初は、ぼんやり「もう少し深めるんだ」くらいに思っていました。どの程度効果があるものなのかがあまり想像できていなかったです。しかし実際やってみると、言葉では心理的安全性と言っているけどそう感じていない、そこに達していないメンバーがいるなという発見がありました。
どのような部分からそのように感じましたか??
恐れを感じたかとか、検閲を感じたかという振り返りの時に、私を含め「特に検閲を感じなかった」と回答していた人が半分に対して、残りの半分くらいは「検閲がある」と回答していました。私はほぼ全員が「特に検閲を感じなかった」と回答すると思っていたので、(印象と現実に)ギャップあるんだと気づきましたね。
検閲
自分が思いついたアイデアや感じたことを出す前に、出しても大丈夫なアイデアかどうかチェックする機能のこと。相手にとってや場のために必要な検閲の他に、自分を守るため、傷つかないために行う検閲もある。
各回の最後や宿題の時に振り返りの時間を作ってくれていました。Miro上にほぼ匿名で思ったことを書いてくれて、このことは新鮮な体験で、ありがたい場でした。
ご自身の変化や気づきはどうですか?
自分かぁ。最初の方は恐れというものに対して、「嫌われるのが怖い」というものをイメージしていて、それは自分の中にはもともとないし、研修を通しても感じませんでした。
一方で、「人を傷つけてしまうのではないか」「この言い方をすると気を使わせてしまうかもしれない」という「嫌われたくない」以外の恐れのジャンルがあることを知り、それが自分の中にもあることを発見した6回でした。
「がんばらなくていい」
特に、この回とかこのゲームが印象に残ってるというのはありますか?
「がんばらなくていい」の回が印象的でした。bizhikeは外から見てもいい雰囲気だと思いますが、それはがんばらないと作れないものだったんだということに私も気づきましたし、きっと他にも気づいた人がいるんじゃないかなと思います。
ワークショップをやっている中で、頑張っちゃってると言うのがbizhikeのテーマでしたが、よねさんにとって、悩みポイント・課題だなと感じたことはありますか。
研修の運営側に立たせてもらったからこその視点でもありますが、欠席が増えていったこと、インプロ自体ストレスになるメンバーがいることが発見でした。当初はインプロをやることで一歩先に進めると思っていましたが、自分が何を感じたのか発言したり表現していくこと自体にハードルのある人がいました。(一歩進む)その前に地盤をかためなければならない部分もあるんだなと気がつきました。
チームの現状を認識できた
現在チームリーダーをされていると思います。リーダーからみて、メンバーの変化やみられた様子ってありますか?
私のチームメンバーと常にワークが一緒にならない形で進めたこともあって、変化を感じなかったところが正直なところです。その上で、チームとしては全体的に恐れが少ないんだなという発見がありました。現時点で、話しやすい雰囲気だと感じているメンバーが多いということが分かりましたね。
この雰囲気を続けていけばいいんだなと認識できたことはおおな収穫でした。特に私のチームははフロントではなく、コンテンツ制作などを担うチームなので、それぞれの知見をシェアすることが大事だし、それを実感するきっかけになりました。
いいところも課題である部分も認識し直せるというのがインプロ研修の一つのポイントなんですかね。
(会社やチームが)今どんな状態んにあるのか、このままでいいのか(何か変化をつけるべきなのか)を測ることってのは難しいことだと思うんですけど、今回はそれを確認できる時間になりました。。
「(私たちのチームは)このままでいいんだな。」を確認することができたのはありがたかったですね。
今後bizhikeに残していきたいということありますか?
がんばらないというワードかなぁ。
「怠ける、仕事を頑張らないのではなく、居心地がいい空間を作るためにやりすぎたらだめだよねという考え方」これは意外と気が付かない部分だと思うので、新しいメンバーとかにも伝わっていったらいいなと思いますね。
ありがとうございました!